第4回日本国際観光映像祭

与論島の観光映像コンペティション「ART&FACTORY JAPAN」で上映された作品の一場面(動画投稿サイト・ユーチューブより)

与論町でオンライン開催
島の魅力伝えるコンペも

 【沖永良部】国内外の観光映像を紹介する「日本国際観光映像祭」(同実行委員会主催)が16日、与論町をメイン会場にオンライン形式で開幕した。ノミネート作品の上映や地元住民参加のトークセッションのほか、映像チームが制作した与論島の観光映像コンペティションなどが行われた。17日まで。

 観光映像祭は2019年に始まり、今年で4回目。応募本数は国内部門201本、国際部門1542本で過去最多となった。

 オープニングで山元宗町長は「観光映像祭を通して、一人でも多くの人が与論に興味を持ってほしい」とあいさつ。

 観光映像祭ディレクターの和歌山大学観光学部の木川剛志教授は「世界の美しさを届ける映像祭になれば。一刻でも早く平和な日々が世界に訪れることを願う」と述べ、開幕を宣言した。

 応募作品の上映に加え、観光映像をテーマにした各種フォーラムや与論島を紹介するトークセッションなども行われた。

 また、過去に同映像祭で受賞経験のある映像作家が、与論島を舞台にした観光映像を制作するコンペティション「ART&FACTORY JAPAN」も開催。オリジナルの音楽とともに与論島に住む人々の温かさを伝えた作品や、冬の与論島の魅力を映像に収めたものなど3本が上映された。

 17日に各部門賞とグランプリの発表がある。