大高野球部、始動

練習を始動した大高野球部

 

 

トスバッティングで入念に打ち込み

 

 

新たな目標へ、約4時間汗流す

 

 

 第94回選抜高校野球大会に出場し、25日に帰島した大島高校野球部。2日間の休養明けの28日、同校上部グラウンドで練習を再開。午前7時半頃から自主練習を始め、入念にアップ、キャッチボール、トスバッティングなど軽快な動きで約4時間汗を流し、新たな目標に向け動き出した。

 全体練習前、塗木哲哉監督は「今日からまた練習を始動する。甲子園での反省をしっかり生かし、チーム全体、3年生を中心にまとまっていこう」と鼓舞、「声掛け、続く声、促がす声など、こういうことを最初に、しっかり自発的にやっていこう」と力を込めた。

 新たな気持ちで練習に臨む大野稼頭央副主将は「甲子園で見つかった課題や悔しい思いは、チームも一人ひとり持っている。もう一度、甲子園の舞台に立ちたい」。そのためには「打撃の強化に取り組む」と闘志を燃やす。

 2022年「第150回九州地区高校野球大会」は4月23日に宮崎県で開幕。県予選優勝校と大島が出場する。