「母の日」に贈るカーネーションを作成する子どもたち
感謝のメッセージカード添えて
瀬戸内のきゅら島交流館
「母の日」を前にした7日、瀬戸内町のきゅら島交流館(屋田卓也館長)で「母の日カーネーションづくり」があった。子どもたちは心を込めて2本のカーネーションを作成。日頃の感謝の気持ちをメッセージカードに記して「母の日」に備えた。
同イベントは、子どもたちが手作りのカーネーションを母親に贈ろうと、2003年から毎年実施。今年は28人の小学生が参加、同町地域女性連絡協議会(川井黎子会長)の会員9人が指導にあたった。
屋田館長は「母親への感謝の気持ちをカーネーションに込めて、プレゼントしてください」と呼び掛け、子どもたちはカーネーション作りを始めた。
約1㍍の布を10㌢幅にそろえて針金に縛り、色鮮やかな花びらを表現。針金には緑のテープと3枚の葉っぱを付け、赤色とピンクの2本のカーネーションが完成。「お母さん毎日ありがとう」と書かれたメッセージカードが添えられた。
薗田莉子さん(古仁屋小1年)は祖母の美穂さん(64・鹿児島市在住)と参加。「花びらを開かせるのが難しかったけど、きれいにできた」と真っ赤なカーネーションを手に笑顔を見せた。
「おこると怖いけど、いつも優しくて大好きなお母さんに、明日この花をプレゼントするのが楽しみ」という山元優輝くん(篠川小2年)も、メッセージカードに母親への思いを記した。
完成したカーネーションは、8日の「母の日」に母親へ手渡される。