天城町観光PRドラマが準グランプリ

天城町観光PRドラマ「ねお、町長になる 徳之島の天城町をバズらせろ!」(昨年10月、先行上映会より)

天城町がバズった!?映文連アワード2022

【徳之島】天城町が町制施行60周年を記念して昨年製作した同町観光PRドラマ『ねお、町長になる 徳之島の天城町をバズらせろ!』が、「映文連アワード2022」(映像文化製作者連盟主催)で見事「優秀作品賞」(準グランプリ)に輝いた。

町制60周年記念および奄美・徳之島含む世界自然遺産登録で期待される観光需要を喚起するとともに、webドラマを通じて町の魅力を最大限にPRしよう―と南日本放送・太陽企画が制作協力。一昨年から町民ぐるみで取り組みインターネット動画共用サイト(ユーチューブ)で昨年8月から公開中だ。

主演は、県内出身でSNS(会員交流サイト)の総フォロワー数が480万人超(当時)の人気インフルエンサー「ねお」さん。都会暮らしの彼女がひょんなことから天城町の「1日町長」を務めたことをきっかけに、島民(役場職員)役の俳優・草野航大さんとともに、町の魅力を伝えるために「ハートキャッチャー」となって奮闘する。

作品の特徴として、森田弘光町長本人をはじめ町職員、地元の高校生ら住民多数もセリフ付きで出演し熱演。町内の美しい大自然の景観、温かさがあふれる人々の姿も伝える全6話(各3~5分間)構成の動画ストーリーだ。

「映文連アワード」には、①コーポレート・コミュニケーション②ソーシャル同③パーソナル同の3部門があり、今年度は計160作品の応募があった。経験豊かなプロデューサーやディレクターによる1次審査を経て、映画監督や広告関係者、映像評論家などが2次審査。総合の▽最優秀作品賞(グランプリ)▽文科大臣賞▽経産大臣賞▽優秀作品賞(準グランプリ)の上位順・各1点を決定。表彰式は11月28日、国立新美術館講堂(東京都港区六本木)で予定している。

熱演した森田町長は「一番に強調したいことは、地元の人たちが一緒になって作ってくれたこと。それが栄誉ある賞に輝き大変光栄。これを機に天城町を世界にPRしたい」と喜びを語った。