吉祥寺アンテナショップ「奄美」4周年記念パーティー

シマ唄でイベントを盛り上げる服部(森永)あすかさん(左)、隣が辻美里さん

 

奄美ファン集う 記念ライブも

 

 【東京】東京都武蔵野市吉祥寺にある奄美初のアンテナショップ「奄美」(手塚一郎代表)が、1日に開店4周年記念のパーティーを開催、出身者や奄美ファンが多数参加した。唄者による記念ライブもあり、奄美の風を吹かせてイベントに花を添えていた。

 「ハモニカ横丁」にあるアンテナショップ「奄美」は、あまみ商工会が、全国商工会連合会の事業を活用し2018年9月1日にオープン、その後、手塚さんが代表として引き継いだもの。パーティーは関連のビアホールを会場に開催された。

 「いろんな人の応援でやってこられた」と手塚さんは、感慨深げに振り返ったが「東京にいる出身者の情報交換が、十分できていない」との注文も。奄美市東京事務所の重信竜昇所長も「10年、20年と続くアンテナショップになってほしい。そのための情報一元化に協力したい」と話した。ほかに、あまみ商工会の植田敏充事務局長、東京奄美会の原田尚樹青年部長らがあいさつした。

 参加者は出身者のほか、奄美ファンと同店の常連らといったところ。黒糖焼酎や奄美の食べ物を味わいながら歓談していた。シマ唄ライブには、辻美里さんと服部(森永)あすかさんが登場。絶妙な解説とユーモアを交えながら「朝花節」「稲すり節」「ワイド節」などを熱唱、祝賀ムードをさらに盛り上げた。最後は「六調」で会場全体に笑顔を咲かせ、横丁を通る人たちにも「奄美」をアピールしていた。

 同アンテナショップ(同市吉祥寺本町1―1―9、2階)は水曜日が定休。営業時間は、午後6時~11時(ラストオーダーは10時30分)。今後毎月末の月曜日に、唄者を呼んでのイベントを企画している。