復帰70周年記念式典・祝賀会

「奄美群島日本復帰70周年記念事業実行委員会」の初会合

来年11月11日開催決定 記念事業実行委が初会合

「奄美群島日本復帰70周年記念事業実行委員会」の初会合が24日、奄美市市民交流センター3階大多目的室で開かれた。記念事業、会則、「委員長の選任及び副委員長並びに監事の指名」の3議題をいずれも承認した。奄美群島日本復帰70周年記念式典は、来年11月11日(土)に奄美市名瀬の奄美文化センターで開催することを決定し、同日に祝賀会(会場は未定)を開くことも決めた。

会則で記念事業では①記念式典、祝賀会の開催等に関すること②奄美群島日本復帰70周年関連事業に関すること③その他委員会の目的を達成するために必要な事項に関すること―を行うとしている。

委員は12市町村長、奄美群島市町村議会議長会会長、県大島支庁長、県大島教育事務所長ら15人。委員長には、奄美群島広域事務組合管理者の安田壮平奄美市長が就任。委員長の指名で副委員長に高岡秀規委員(徳之島町長)と、新川康枝委員(県大島支庁長)の2人、監事に鎌田愛人委員(瀬戸内町長)の就任が決まった。

委員会は、委員長が招集する。委員会が審議決定する事項は①事業に関すること②会則に関すること③事業計画及び収支予算に関すること④事業報告及び収支決算に関すること⑤その他必要と認めたこと。

式典等の円滑な推進に必要な協議、検討及び調整を行うため、委員会に「実務者会議」を置く。構成は12市町村の企画調整課長、企画観光課長、県大島支庁総務企画課長ら14人。

奄美群島広域事務組合内に事務局を置く。

予算は2400万円(県1200万円、12市町村1200万円=財源は奄美ティダネシア基金特別会計の財政調整基金を活用する)―とした。

同記念事業の事業者を募集する。業務内容は▽記念式典の企画運営業務▽記念祝賀会の企画運営業務▽記念誌・記録誌作成委託業務▽伝統文化継承に資する業務。

式典等の各スケジュールの説明もあった。