8年ぶり「ひんじゃ~」ゴルフコンペ

始打式に臨む奄美山羊島ホテル公式キャラクター・ひんじゃ~

聖地でナイスショット!
全国から愛用者33人

 奄美山羊島ホテル公式キャラクターの名を冠した「ひんじゃ~の会ゴルフコンペ」が29日、奄美市名瀬の奄美カントリークラブであった。ひんじゃ~ヘッドカバーを愛用するゴルフ好きのメンバーが全国から集まり、18ホールでプレー。青空の下、ひんじゃ~生誕の聖地で「ナイスショット!」の声を響かせた。

 同ホテルの運営を手掛ける有村商事㈱(有村修一代表取締役社長)が主催。ホテルは「ゆるキャラのいるホテル」として2013年に創業。ひんじゃ~は奄美の方言で「ヤギ」の意味で、15年頃から公式グッズの販売を始めたところ、ゴルフ愛好家を中心にヘッドカバーが人気となり、愛用者が全国に広がっていった。

 奄美大島でのコンペは2回目で、16年以来8年ぶり。島内をはじめ、関西や県本土からひんじゃ~のヘッドカバーを所有する33人が集まり、プレーを楽しんだ。

 開会式で有村社長は「念願かなってひんじゃ~の聖地でゴルフコンペができる。和気あいあいとプレーを楽しんで」とあいさつ。サプライズ登場したひんじゃ~が始打式で青空へボールをかっ飛ばし、33人がラウンドに繰り出した。

 兵庫県神戸市で酒類販売業を営む北野正弘さん(70)は有村社長とは30年来の友人で、夫婦2人で参加。「奄美は自然豊かで、人の温かみが感じられる地域。かわいいキャラクターを縁にみんなが集まれるのは本当に面白い。プレーを楽しみたい」と話し、ホールへ飛び出した。