奄高配田ヶ丘同窓会総会

八月踊りで輪を作り親睦を深めた奄美高校配田ヶ丘同窓会(29日、奄美市名瀬)

 

 

八月踊りで親睦深める
今後は白百合会とともに

 

 奄美高校配田ヶ丘同窓会(屋村賢良会長)は6月29日、第35回総会と懇親会を奄美市名瀬の奄美観光ホテルで開催した。会員、来賓合わせて105人が出席し、お酒とともに語らい、八月踊りを輪になり一斉に披露。統合、再編、独立など変遷を続けた同校の垣根を超えた親睦を、友たちと共に更に深めた。

 奄美高校(奄美市名瀬)は1917(大正6)年、名瀬村立名瀬実科高等女学校として創立。以降、奄美高等女学校、大島農業高校など移管による大島実業高校への統合、大島工業、大島北高校の独立など経て70年、現在の名称に改称した。 

 同窓会は学科・課程ごとに分けられた7部会で編成。総会で屋村会長は今年から運営、活動を共にする、女子卒業生らが集まる「白百合会」(現・白百合部会)に対し、「配田ヶ丘同窓会の中心となっていただきたい」とあいさつ。27年の創立110周年に向け東京、関西など各同窓会との連携を強化し、八月踊りの伝承活動を通して会を盛り上げたいとした。

 来賓祝辞では奄美高校の脇浩一校長、東京配田ヶ丘同窓会の叶正喜会長、関西配田ヶ丘同窓会の野上良子会長が激励の言葉を贈り、議事に続く役員選任では、和田孝之新会長が紹介された。

 総会に続く懇親会は、踊りや歌などの余興とともに、会員同士が交歓。昨年発足した「配田ヶ丘八月踊り」実行委員会の上原恵美子会長の音頭で輪をつくり、同踊りや六調で盛況の中、今年度の会を締めた。