今帰仁スイカを味わう国頭小の児童ら(9日、和泊町)
国頭小と今帰仁小(沖縄県)オンライン交流
和泊町
【沖永良部】和泊町立国頭小学校と沖縄県今帰村立今帰仁(なきじん)小学校が9日、オンラインで交流した。お互いの特産品をPRする「食材交流プロジェクト」の一環。国頭小の児童らは、交流を楽しみながら給食に登場した「今帰仁スイカ」を笑顔で味わった。
和泊町と知名町、今帰仁村の3町村は2020年1月に友好都市協定を締結。その翌年から、和泊町と今帰仁村との間で、お互いの地域について理解を深めようと食材交流プロジェクトを行っている。
今年2月、和泊町の特産品「赤土バレイショ」250㌔を今帰仁村へ送った。今帰仁村からは、「今帰仁スイカ」34玉が届き、この日の学校給食で振る舞われた。
交流会には、国頭小の6年生13人と今帰仁小の5年生約40人が参加。国頭小の児童らは、同小のガジュマルやフーチャ等の観光スポットをPR。今帰仁小の子どもたちは、 スイカ農家の仕事を紹介し、「糖度が11度以上のものを今帰仁スイカとして出荷している」などと説明した。
給食でスイカを味わった国頭小の児童らは、テレビ画面に向かっておいしさを伝えていた。
6年の池田竜大さん(12)は「甘くておいしい。自分でもスイカを作ってみたい」と話した。