薬物乱用「ダメ、ゼッタイ」

薬物乱用防止を呼び掛けた徳之島高の生徒有志たち=14日夕、徳之島町亀津

徳之島町でも ヤング街頭キャンペーン

 【徳之島】薬物乱用防止「ダメ。ゼッタイ。」普及運動ヤング街頭キャンペーン(薬物乱用防止指導員徳之島保健所地区協議会主催)が14日夕、徳之島高校の生徒有志らを中心に徳之島町亀津市街地の2か所であった。樟南二高生らによる5日の天城町会場に続く第2弾。「ヤング代表「誓いのことば」で決意後、街頭キャンペーンで買い物客ら住民にアピールした。

 薬物乱用防止普及運動(6月20日―7月19日)と地球規模の「新国連薬物乱用根絶宣言」支援事業の一環。青少年が中心となって薬物乱用防止啓発活動を行うことで、薬物乱用のない社会を築くのが狙い。徳之島保健所地区協議会(前田東三会長)会員や地域ボランティア、徳之島署員など含め、天城町会場には32人、徳之島町会場には35人が参加した。

 徳之島町役場駐車場であった同町会場の出発式では、自主参加した徳之島高の生徒有志ら11人を代表して田中瑠海(るうな)さん(3年)が「今日のキャンペーンを契機に、薬物乱用問題を自分の問題として考え、薬物を寄せ付けない信念を強く持ち、家族や友人たちにも伝え、薬物乱用のない健全な社会を築いていくことを誓います」と宣言した。

 この後、亀津市街地のダイマル徳之島店とAコープ徳之島店に移動。厳しい暑さの中、買い物客たちに啓発用ティッシュやリーフレットを配布し、併せて国連支援事業への募金協力も呼び掛けた。