特産品マンゴー知事に贈呈

天城町産のマンゴーを試食する塩田知事(左)

 

「おいしくて黙々と食べた」
天城町

 

 【鹿児島】天城町の森田弘光町長らは22日、県庁に塩田康一知事を訪問し、同町で生産された今年のマンゴーを贈呈した。同町からの贈呈は初めてという。

 マンゴーは同町の特産品。今年は3月の天候不良が影響したためか、例年約26㌧の生産量が約12㌧に落ち込んだ。それでも「農家の皆さんの努力で品質は例年と変わらないものができた」(森田町長)。早速試食した塩田知事は「おいしくて、ただ黙々と食べるだけでした」と感想を述べていた。

 同町では44人の生産者が、5・5㌶の果樹園でマンゴーを栽培している。森田町長は「知事の口からおいしいという評判を多くの人に伝えてもらえれば」と期待していた。