大阪市の女子サッカークラブ合宿

諏訪奄美副市長に表敬したFC Fairiesのメンバーら(2日、奄美市役所)

副市長表敬「いろんなことを学びたい」

 奄美市で1日から合宿中の大阪市にある女子サッカークラブFC Fairies(フェアリーズ、松田尚之代表)の中学生メンバー16人は2日、諏訪哲郎副市長を表敬訪問した。同チームの奄美合宿は4日まで。期間中は地元奄美の女子サッカークラブのFCベルーガ奄美(武野弘嗣代表)も参加している。Fairiesの奄美合宿は2年ぶり2回目だという。

 あいさつで同クラブの池西星空主将(15)が「大阪市から来ましたFC Fairiesです。奄美の海がきれいでびっくりした。これからも奄美でいろんなことを学んでいきたい」とあいさつ。合宿初日には龍郷町の赤尾木海岸でマリンスポーツを体験。地元企業と奄美海上保安部が共同で海の安全教室を実施したことを報告した。

 表敬を受けた諏訪副市長は「学生時代、サッカー部に所属していたが、女性のサッカー部員は一人もいなかった」と自信の体験を振り返り、「ちょうど奄美まつりの時期。奄美の地で自然と食事を満喫しつつ、次の大会を目指してほしい」と語り、グータッチでエールを交歓した。

 3日は沖縄から2人、与論島から4人が同クラブの合宿に参加する。