夜空に約2千発の大輪の花開く

約2千発が名瀬の夜空に花開いた奄美まつりの花火大会(2日、奄美市名瀬)

奄美まつり2日目

 奄美市の第61回奄美まつり(同協賛会主催)は2日夜、花火大会があり、約2千発の花火が名瀬市街地の夜空に花開いた。会場の名瀬商港区やステージイベント会場の御殿浜(うどんばま)公園には浴衣を着た友人同士や家族連れなど多くの人でにぎわいを見せた。

 鹿児島行きの定期船が名瀬新港に入港完了した午後8時35分に打ち上げを開始。序盤から牡丹(ぼたん)などをイメージした花火が、豪快な音とともに時間差や連発で次々と打ち上がった。終盤に大玉30連発の大輪の花が開いた際にはスマートフォンで写真や動画を撮ったり、「すごーい」、「きれい」、などの歓声が上がり、祭りの2日目を締めくくった。

 夫婦で花火を見に来た奄美市名瀬在住の男性(68)は「年に一度のイベントで楽しみにしてきた。気持ちがわくわくしている」と笑顔で語った。

 3日目は同市の名瀬港(佐大熊地区)で舟こぎ競争と支庁、本町、屋仁川の各通りで八月踊りがある。