奄美まつり舟こぎ

白熱したレースが展開された第61回奄美まつり舟こぎ競走大会

　第61回奄美まつり舟こぎ競争大会が３日、奄美市名瀬の佐大熊地区であった。２部門に計１３６チームがエントリー。真夏の青空の下、出場者らは力を合わせてかいをこぎ、水しぶきを上げながら白熱のレースを展開した。一般の部は丸潮漕友会、女子・子ども会の部は＃清水集落がともに連覇を果たした。今大会では初となるユーチューブによるライブ配信も行われ、会場に来られない舟こぎファンにも熱戦の模様を届けた。

　今大会には一般の部に97チーム、女子・子どもの部に39チームがエントリー。職場や学校の仲間、同級生、郷友会などで出場。おそろいの個性的なＴシャツやポロシャツなどを着用してレースに臨む姿も多く見られた。

　レース前には円陣を組み、気合を入れるチームの姿も。笛の号令に合わせ水しぶきを上げながら疾走する姿に、会場からは多くの声援が送られた。

　白熱したレースが次々と展開され、一般の部は昨年優勝の丸潮漕友会がゴッツ漕友会に２秒以上の差をつけ、大会新記録で連覇。女子・子どもの部は＃清水集落が丸潮漕友会レディースとの１秒差の接戦を制し、Ⅴ２を達成した。

　決勝の結果は次の通り。

　【一般の部】①丸潮漕友会＝２分00秒14※大会新記録②ゴッツ漕友会＝２分２秒81③アマニコアウトリガーカヌークラブ＝２分２秒93④根瀬部町内会＝２分７秒43⑤根瀬部つつじ会＝２分16秒02

　【女子・子ども会の部】①＃清水集落＝２分23秒54②丸潮漕友会レディース＝２分24秒54③マヒマヒ＝２分26秒58④結ｍｉｒａｃｌｅ＝２分28秒96⑤朝日ＲｅｖｉｖａＬ54＝２分40秒98