母間ちゅっきゃい節・東天城祭り

合同で開催された「母間ちゅっきゃい節夏祭り」と「東天城祭り」=10日、徳之島町母間新港

合同開催で交流
徳之島町母間新港 花火大会も初開催

 【徳之島】第29回「母間ちゅっきゃい節夏祭り」と第5回「東天城祭り」(同実行委員会主催)が10日夜、徳之島町母間新港広場で併催された。各集落の伝統芸能や地元ミュージシャンのライブな多彩なステージや盆踊り、花火大会と続き、家族連れなどでにぎわった。

 母間発祥の民謡(島唄)「ちゅっきゃい節」の伝承交流などを通じた地域活性化を目的にした伝統の夏祭り(母間校区会主催)。そして、旧亀津町と東天城村(徳之島町北部地区)の合併による徳之島町制施行60周年(2018年度)を記念して北部地区会場持ち回りで始まった「東天城祭り」とジョイントした。

 夜店や屋台など13店が軒を連ねて夏祭りムードを盛り上げる中、近くの母間保育所のちびっ子らのダンスで開演。母間校区民たちの「ちゅっきゃい節」の歌・踊りや母間小三味線クラブの演奏、手々民芸保存会の「むちたぼり」、花徳昔遊び保存会の「にじょが節・ムチタボレ」なども登場。地元出身のシンガー・ソングライター安田竜馬さんのライブステージや抽選会、ポップスも織り交ぜた盆踊りでも老若男女が一体となって発散。午後9時過ぎからは花火大会で魅了した。