国土交通大臣表彰に輝いた柳田友子さん(前列左から2人目)と関係者ら(22日、与論町役場)
道路功労者表彰にかぎゃいた那間ハッピーパワーズのメンバーと関係者ら(22日、与論町役場)
道路功労者表彰に那間ハッピーパワーズ
道路ふれあい月間 与論町役場で伝達式
【沖永良部】「道路ふれあい月間」に合わせ、長い間道路の美化清掃に努めたとして、与論町の柳田友子さん(71)が国土交通大臣表彰、那間ハッピーパワーズが日本道路協会による道路功労者表彰に輝いた。22日、同町役場町長室で表彰伝達式が行われ、県沖永良部事務所の愛川克也所長から賞状が贈られた。
柳田さんは29年間、県道や町道における街路樹の手入れ、花の植栽管理、除草作業などを行ってきた。国土交通大臣表彰は、全国から柳田さんを含む5個人と90団体が選ばれた。
那間ハッピーパワーズは23年間にわたり、県道の美化活動を続けている。
伝達式で愛川所長は「与論町や奄美群島、そして県の誇りである。『与論をきれいにしたい』というその気持ちが、ほかの地域に広がっていくことを期待している」と述べた。
柳田さんは「頑張ってきたというつもりはない。好きな時に好きなことをやってきただけ。これからもゆっくりやっていく」と話した。
那間ハッピーパワーズ代表の田中國重さん(82)は「素晴らしい賞を頂いた。これを機会にさらに道路の美化管理に努めていきたい」と語った。
今年度の表彰では、県知事表彰に県内の1個人13団体のうち、奄美関係で知名町芦清良字が選ばれた。