当選した左から松村絹江さん、山口明日香さん、中村むつ子さん(26日、和泊町役場)
「議会も町民の意識も変えていく」
【沖永良部】25日投開票の和泊町議選で、現職1人、元職1人、新人1人の計3人の女性が立候補し、全員が当選した。同町議会において女性議員が複数となるのは初めてで、過去最多となる。
26日、同町役場で当選証書付与式があり、選挙管理委員会の谷山俊秀委員長から当選者へ証書が手渡された。
定数12を14人で争った町議選で、317票を獲得して返り咲きで2度目の当選を果たした元職の松村絹江さん(71)は「1票の重さを感じる選挙だった。女性議員が増えるのはよいこと。世代も違うので、それぞれ違った視点で町のために動ける。女性3人の中で最年長なので、リーダーシップを取って頑張りたい」と話した。
303票を獲得した現職の山口明日香さんは「2期目が一番大事だと思っている。女性議員が3人になったのは大きなことだし、とても心強い。3人で協力しながら、女性ならではの視点で町の発展のために頑張っていきたい」と話した。
226票を獲得した新人の中村むつ子さん(60)は「町民と一緒に問題解決に尽力したい。女性の力で議会も変わっていくだろうし、町民の意識も変えていきたい」と話した。