喜界島湾港では係留船の転覆が確認された(28日午前7時半頃)
激しい風雨、喜界島で被害大
発生当初の予想から大きく進路を変え、27日から28日にかけて奄美地方に接近した台風10号。勢力を強めながらゆっくりと奄美大島の東の海上を通過し、最も近い喜界島に被害をもたらした。激しい風雨が吹き荒れた様子と喜界島、奄美大島北部の影響を写真で伝える。
喜界町川嶺地区のサトウキビ畑。地面部分にまで倒れるような倒伏が見られた(28日午前10時40分頃)
喜界町赤連から城久(ぐすく)地区に上る町道。モクマオウが倒れ車両が通行できない状態となっている(28日午前11時頃)
喜界町の赤連~城久地区間で、城久に近い所に設置されたビニールハウス。強風によりビニールのほとんどが剥がれた状態となった(28日午前11時頃撮影)
奄美市名瀬あさひ公園内の樹木が市道側に倒れ、市土木課は27日夜から通行止めにした。天候の回復を待って倒木の撤去作業が行われる(28日午前9時頃)
奄美市笠利町用安付近を復旧作業に向かう九電工の車両(28日、午後0時17分頃)
龍郷町~奄美市笠利町間では停電の影響で使用不可の信号機も(28日、午後0時17分頃)
奄美市笠利町佐仁から屋仁に向かう道路では、強風の影響により地面に垂れた電線も(28日午後1時頃)
奄美市笠利町笠利で根元から折れてしまったロードミラー(28日、午後0時45分頃)