関東前田ヶ丘同窓会が総会・懇親会

校歌を斉唱する卒業生たち

久永さとみさんのスラヨイ黒糖で盛り上がる会場

5年ぶりにぎやかに開催

 【東京】関東前田ヶ丘同窓会(中村和浩会長、中原政幸幹事長)は8月4日、第14回総会・懇親会を千代田区の主婦会館で開催した。来賓、会員合わせ約100人で盛況となった。出席者たちは、島口を笑顔で交わしながら交流を堪能した。

 5年ぶりの開催は中原幹事長の司会で第1部がスタートした。郷土遥拝の後、大島実業高校笠利教場分校、大島北高の校歌が卒業生によって斉唱された。中村会長は、出席者に感謝した上で「久しぶりの総会・懇親会を楽しんでほしい」と語った。続いて新会長の西香さんが拍手で承認され「全校生徒が50年前の3分の1に減少しているが、会としても後輩たちを盛り上げていきたい」とあいさつした。続いて会計報告、会務報告が順調に終了した。

 佐々木さちよさんがユーモアを交えて小気味よく来賓紹介。大相撲の奄美岳(山響部屋・序二段)も、卒業生の泉光一朗さんとして紹介された。来賓を代表して、奄美市東京事務所の重信竜昇所長が登壇し、安田壮平市長のメッセージを代読した上で、ふるさと納税などについて説明した。ほか、東京笠利会の築島秀宏会長、東京龍郷会の泉信介会長があいさつした。また、大島北高の学校案内パンフレットに有川美智代校長のあいさつ文が差し込まれた。それによると、創立76周年の同校は普通科、情報処理科が各学年1クラスで2024年度は62人が入学。総生徒数は昨年度より24人増加し158人となっており、参加者らは読み込んでいた。

 第2部は、薗一豊さん、佐々木さちよさんの司会で福山幸司さんによる祝い唄、手島義人前田ヶ丘会元会長の乾杯の音頭で余興に。男性陣による北高応援歌が披露されれば、成瀬茉倫さん、折原誠司さんら東京山ゆり会がシマ唄でステージを盛り上げた。さらに、久永さとみさんの「スラヨイ黒糖」などで踊りの輪が広がった。その後、フラダンス、八月踊り、六調などで大盛況に。興奮の中、奥田喜久二前田ヶ丘会元会長が閉会を宣言した。