東京奄美会がチャリティーゴルフ会

参加者を癒やすよう熱唱する久永さとみさんの歌声に踊りだす女性陣も
 

 
参加者を前にあいさつする東京奄美会の宮地正治会長

 

 

 

成績発表に一喜一憂
約20万円を目録贈呈

 

 【東京】東京奄美会と関東奄美ゴルフ会は11日、埼玉県でチャリティーゴルフ大会を開催した。大会には139人が参加。炎天下で好・珍プレーを繰り広げた。熱戦後、クラブハウスでは懇親会が行われ、成績発表に一喜一憂しながら笑顔の輪が広がっていた。

 同イベントは、都心から近く電車で行けるゴルフ場として知られる埼玉・上尾市の大宮ゴルフコースで開催された。

 当日の天候は晴れ時々曇り、最高気温も35度の猛暑日の中で関東近郊の奄美群島出身者や、奄美大島からやって来た人たちが日頃の練習の成果を展開していた。クラブハウスでは、全競技終了後、懇親会へ。町や群島などにテーブルが分かれていたが、島口を交わしながら地域を超えて「19番ホール」が関東奄美ゴルフ会・幸田雅博幹事長の総合司会で、にぎやかにスタートした。

 東京奄美会・宮地正治会長、関東奄美ゴルフ会・郡富士義会長があいさつ。宮地会長は、参加者の奮闘をたたえた上で「10月13日に北区立東十条小学校で行われる、東京奄美会大運動会へご協力を」と呼び掛けた。東京山ゆり会のメンバーとして、シマ唄も披露した郡会長から「奄美の後輩たちの勉学に役立てて」と財団法人奄美奨学会にチャリティー金の約20万円が目録寄贈された。久永さとみさんは「スラヨイ黒糖」などを熱唱、参加者をねぎらっていた。また、東京奄美会女性部有志が懇親会をサポートしていた。

 ほか、来賓としてNPO法人全世界空手道連盟の緑健児代表があいさつ。同コースの多田淳支配人も熱戦にコメントした。

 一喜一憂の成績発表があり、優勝は渡慶道さん(宇検村)、準優勝は原良一さん(住用出身)、女性の優勝は前ひろよさん(伊仙町出身)だった。各蔵元から黒糖焼酎も多数寄付され、お楽しみ抽選会で盛り上がった第23回のチャリティーは再会を約束しながらホールアウト(散会)となった。