徳之島町ねんりんスポーツ大会

和やかに真剣勝負(徳之島町ねんりんスポーツ大会)=24日、同町体育センター

和やかに真剣勝負

 【徳之島】2024年度「第48回ゆめ・ときめき徳之島町ねんりんスポーツ大会」(町高齢者クラブ連合会主催)は24日午前、同町体育センターであった。90歳代までの元気印の高齢者約400人が参加。和やかなムードの中にも10集落・地区対抗のスポーツゲームの〝真剣勝負〟で交流した。

 同大会は、亀津児童公園を会場に開いてきたが、厳しい残暑下での健康面に配慮、前回から同屋内開催に移行。50㍍走やリレーなどトラック競技も省き軽運動の10種目(徳之島3町大会共通)に限定した。運営は町当局や町社会福祉協議会、女性連などがサポートした。

 開会式で町高齢者クラブ連の畑山育男会長は「スポーツを通じて高齢者の健康増進や生きがい、仲間づくり、社会参加活動を促進。日頃の練習の成果を発揮しながら仲良く、楽しく、元気よく」とアピール。参加者を代表して亀徳チームの東郷勇さん(85)がパワフルに選手宣誓した。

 プログラムは「ペタンク」競技を皮切りにスタート。せかされるほどに軌道がずれて焦るボウリングや輪投げ、ゲートボール、グラウンドゴルフリレー、玉入れ(70歳以上)。心を一つに結んだ最終のマスゲーム(全体踊り)まで計10種目で交流した。

 総合成績では母間が優勝、2位に北区、3位中区と続いた。

 徳之島3町高齢者スポーツ大会(10月19日、天城町会場)への町代表は、各競技種目の上位入賞者で編成予定という。