関東天城町会が総会・懇親会

出席者へ町政などを報告する森田弘光町長と町職員ら

「奄美の島イモーレ」を披露した久永さとみさんと佐藤文子さん

ステージをフルに使って華麗な舞を披露した伊是名の会

220人集め盛り上がる

 【東京】関東天城町会(里村哲正会長、新井田勝幹事長)は9月23日、第68回総会・懇親会を品川区の総合区民会館きゅりあんで開催した。来賓、会員ら合わせ約220人で大盛況となった。参加者たちは、島口を笑顔で交わしながら交流を堪能していた。

 新井田幹事長の司会で、第1部総会がスタート。郷土遥拝、「徳之島小唄」斉唱の後、里村会長は「きゅうがむぇ~ら」と笑顔で登壇。「結ぬシマ天城、むる(皆)しみじ(楽)らぐゎゆ(集)らてぃあし(遊)ば」と、親睦団体である会のキャッチフレーズを改めて紹介、5年間務めた会長職を退任するが「引き続き行事はお手伝いする」と語った。会務報告、会計報告などが順調に終了。新会長には、峰岡睦久さん(松原)が就任することが拍手で承認された。他の役員は後日決定される。

 来賓を代表して森田弘光町長が同町職員らと登壇。森田町長は「台風や南海トラフ地震などに万全の対策をしたい」などとあいさつ。同町職員は、最近の出来事をプロジェクターで説明した。ほか、里見隆治参院議員が「国交省の施策として二拠点居住がある」と紹介しながら、「引き続き島のために奮闘したい」と語った。 

 第2部は、あずままどかさん、古川美知子さんの司会で懇親会へ。上田晃さんの詩吟、稲村義男顧問の乾杯、敬老者紹介などに続いて芸能・余興へ。久永さとみさんが、元大島新聞会長の佐藤文子さん(龍郷町出身、92)作詞の「奄美の島イモーレ」を郷友会で初披露し、大きな拍手に包まれていた。

 ほか、伊是名の会が華麗な舞を、森田美咲さんがシマ唄を、タガミ&浩太郎が抱腹絶倒の歌謡を展開。さらに、各校区や女性部が競うようにステージに登場。あずままどかさんも熱唱した。会場は「ワイド節」と六調でさらに熱気は上昇。大吉平造顧問による閉会の辞でお開きとなった。