山ユリ会の先導で踊りの輪が広がる
記念の集合写真
出し物盛りだくさん
【東京】練馬奄美会(山田達朗会長・増田功幹事長)はこのほど、第44回練馬奄美会総会・懇親会を練馬区役所本庁舎の多目的会議室で開いた。練馬在住、在勤の会員ら68人が出席、シマ唄やポップスを聴きながら、黒糖焼酎を傾け、旧交を温めた。
同会は1975(昭和50)年に奄美出身の田畑健介区長を励ます会として創設された。会には名瀬小学校と友好を結んでいる練馬区立中村小学校の中村直人校長、同校PTA元会長らも顔をそろえた。
奄美群島日本復帰の年に同校の児童が「少年使節団」として名瀬小学校を訪れたのをきっかけに奄美と交流が続いている。当時6年生で歓迎会に出席していた島岡稔さん(83)は当時の話を後世に伝えたいと絵本を制作、紹介した。また、中村校長から、昨年の奄美日本復帰70周年行事で、中村小の児童らが奄美で開かれた交流会に参加した際のの写真集の紹介や、子どもたちの交流の話もあった。
懇親会は、池田麗奈さん、小幡美紀さんによる祝い歌で開幕。大島実業高校OBらによるコーラスやフラ、東京山ゆり会によるシマ唄などで盛り上がった。奄美から上京した田中博樹さん、弟の智治さんも兄弟で参加、人気のオリジナル曲「奄美ハゲー音頭」を披露、山ユリ会の踊りも加わり、にぎやかに盛り上がった。
築秋雄さんのロック、甘味けんじさんの坊主漫談、島らっきょさんのものまねと、盛りだくさんの出し物で楽しいひとときを過ごした。