東京龍郷会、総会・懇親会

任期を振り返りながら語る泉信介会長。手前にはゲストの大奄美関が 
 
パワフルにステージを飾った「ティダ」のメンバーら

古里を思い懐かしの校歌を斉唱する会員たち 

新会長には田畑さん

 【東京】東京龍郷会(泉信介会長)はこのほど、「第123期東京龍郷会総会・懇親会」を千代田区の主婦会館で開催した「祝・龍郷町町制施行50周年」とも銘打たれた会は、来賓、会員合わせ約180人でにぎわった。参加者たちは久しぶりの再会に島口と笑顔を交わし、ひとときを堪能していた。

 総会は郷土遥拝、萩原かおりさんの先導による龍郷町町民歌斉唱、川畑雅一副会長の開会宣言に続いて、泉会長が登壇。出席者への感謝を述べるとともに「未来へつなぐ東京龍郷会をテーマに掲げ、役員一同心を一つにして新規会員対策などに取り組んできた」と満足そうに2年間の任期を振り返った。会計報告、監査報告などが滞りなく終了。新会長には田畑千秋さんが選出され、抱負を語った。新幹事長には泉会長が就任し、新会長をサポートしていく。

 来賓として、竹田泰典龍郷町長があいさつ。「修学旅行生らが龍郷の家庭に宿泊する、教育民泊を実施した」と最近の町政の中から報告したほか「来年2月の龍郷町50周年式典をぜひ祝ってほしい」と笑顔で呼び掛けた。ほか、平岡馨町議会議長、勝山弘昭関西龍郷会会長、宮地正治東京奄美会会長があいさつした。また「ふるさと報告」として、勝元隆企画観光課長が、ふるさと納税を、竹内ひとみ地域おこし協力隊が空き家について説明した。

 津島祐治副会長の閉会の辞で懇親会へ。牧岡奈美さんと息子・海斗さんによる「朝花節」、大江修造顧問の乾杯、泉二佳麗さんらの祝舞でにぎやかに始まった。

 蛇三線ロックのティダが熱いハートを届ければ、成瀬茉倫さんのシマ唄、久永さとみさんも「奄美の島イモーレ」などを熱唱。参加者が競うように懐かしの校歌を歌い、遠い古里の昔に帰ったようだった。全員でのじゃんけん大会や「Go!Go!たつGo!」などで大盛り上がとなった会場は、中原啓雄顧問の万歳三唱で大盛会のなか終了した。