冬野菜の種や苗を植え付ける園児ら(知名町)
「サラダにして食べたい」
JAあまみ 青壮年部知名支部
【沖永良部】JAあまみ青壮年部知名支部(平英行支部長)による食育活動が28日、知名町認知こども園すまいるであった。3~5歳児約60人が参加し、快晴の下、汗だくになりながら冬野菜の種や苗を植え付けた。
同支部では、島の農業について知ってもらおうと、町内の小中学校やこども園で食育・花育活動に取り組んでいる。
この日は、同支部の平部長ら5人が子ども園を訪れ、作業を手伝った。園児らは、園内の菜園やプランターに、冬野菜5品目(ニンジン、ラディッシュ、ホウレンソウ、ブロッコリー、インゲンマメ)の種や苗を植え付けた。最後に水を掛けた園児らは「水をあげてもすぐ乾いちゃうよ。もっとあげよう」などと話していた。
東來子ちゃん(5)は「ブロッコリーが好き。サラダにして食べたい」と語った。
平支部長は「子どもたちが、好き嫌いなく野菜をたくさん食べてほしい」と話した。
植え付けた冬野菜は来年1月頃に収穫できるという。