キャンプ地奄美も祝福

今年の春季キャンプでの打ち上げの様子

DeNA26年ぶり日本一
安田市長「歓迎しおもてなししたい」

 「SMBC日本シリーズ2024」の第6戦が3日、横浜DeNAベイスターズの本拠地の横浜スタジアムであり、奄美大島でB班の春季キャンプを行ったDeNAが快勝し26年ぶりの日本一に輝いた。第3戦にみずほpaypayドーム福岡を訪れ激励、観戦した安田壮平奄美市長は「セ・リーグ3位から見事な下克上での日本一、おめでとうございます」と祝福し、「キャンプ受け入れ地として、少しでも力になれたならうれしい。来年の春季キャンプも、歓迎しおもてなしをしたい」と話した。また、横断幕を手配したいと語った。

 DeNAはセ・リーグ3位でクライマックスシリーズ進出。2位阪神と1位巨人を破り、日本シリーズに進出した。日本シリーズでは2連敗でのスタートとなったが、安田市長が観戦した第3戦から4連勝しリーグ3位からの、まさに「下剋上」で日本一に輝いた。

 DeNAファンで、特に宮﨑敏郎選手が好きという小宿中学校野球部の塩本大峰(たいほう)君(1年)は「すごくうれしい。攻守のバランスの取れたチームで大好き」と話し、「シリーズでは勝ちたい試合で勝てて、DeNAの強さが出た。来年のキャンプでは、日本一の記念品などを見せてほしい」と笑顔を見せた。