当選者に証書交付

加納委員長から証書を受け取るトップ当選の栄さん(左)(18日、午後1時、町役場委員会室)

瀬戸内町議選で町選管

 任期満了に伴う瀬戸内町議選(定数10)から一夜明けた18日、同町役場で当選者への証書付与式があった。激戦を勝ち抜いた現職3人、新人4人が出席。町選挙管理委員会の加納良三委員長から当選証書を受け取った。任期は12月10日から4年間。

 前回(2020年)と同様に選挙戦となった今回は現職、新人、元職の計14人が立候補。うち女性候補者が4人で、女性議員が奄美群島の市町村内での最多となる可能性があることから注目が集まった。選挙結果は女性の現職1人、新人女性1人の計2人が当選した。

 付与式には鎌田愛人町長、役場幹部らが市出席。新議員を前に加納委員長は「これからの4年間、斬新な政策、新たな発想、アイデア等を提案、提言をされ、行政当局と切磋琢磨(せっさたくま)して、本町の魅力あるまちづくりに貢献されるよう期待している」などと呼び掛け、鎌田町長は「大変厳しい選挙戦を勝ち抜かれた皆様に敬意を申し上げる。これから共にまちづくりを推進していくことにうれしく思う」などとあいさつ。

 トップで当選し、証書を受け取った栄克人(さかえ・かつひと)さん(51)は「今朝、『ありがとう』の文字が入った旗を掲げて町民に対して、感謝の気持ちでつじ立ちした。証書を受け取って身の引き締まる思い。『強く』、『やさしく』、『明るいまちづくり』を軸に、空手の指導者としての経験も踏まえて、みんなに寄り添う五つの挑戦としての実現に向け、みんなの力で瀬戸内町を盛り上げていけたら」と語った。