スパイクを決めた上方の選手(17日、奄美市笠利町の太陽が丘総合体育館)
笠利のスパイクをダブルブロックする下方の選手
第14回奄美新聞社旗争奪奄美市地区対抗九人制男女バレーボール大会(奄美新聞社主催)は17日、奄美市笠利町の太陽が丘総合体育館であった。市内の8チームが出場。リンクトーナメントで競い、男子は上方が2年ぶり優勝し、女子は下方が連覇した。
結果は次の通り。
【男子】▽予選リンクA 奄美2―0古見方、上方2―0奄美、上方2―0伊津部、古見方2―1伊津部▽同B 下方2―1住用、笠利2―0下方、笠利2―0金久、金久2―0住用▽準決勝 上方2―0(21―15、21―12)金久、笠利2―0(21―16、21―14)奄美
▽決勝 上方2―0(23―21、24―22)笠利
【男子順位】①上方②笠利③金久、奄美
【男子優秀選手賞】▽50代 山口理弥(上方)▽40代 要田健士(同)▽30代 沖田新作(同)▽20代 前田祥(同)
【女子】▽予選リンクA 上方2―0金久、住用2―1金久、住用2―1奄美、上方2―0奄美▽同B 伊津部2―1古見方、下方2―0古見方、下方2―0笠利、笠利2―0伊津部
▽準決勝 笠利2―1(12―21、21―18、21―19)上方、下方2―0(21―15、21―17)住用
▽決勝 下方2―1(14―21、21―13、21―15)笠利
【女子順位】①下方②笠利③住用、下方
【女子優秀選手賞】▽50代 山田真紀子(下方)▽40代 濱田智代(同)▽30代 吉崎奈緒(同)▽20代 藤井千春(同)
2年ぶりの優勝を飾った上方地区
2年ぶりの優勝を飾った上方男子。元島大五郎監督は「久しぶりの優勝。決勝では苦戦したが、それぞれの選手が力を発揮できた結果、優勝につながった」と語った。
予選リーグAパートをトップで通過。準決勝もストレート勝ちして勢いに乗り、決勝では地元笠利地区とは接戦の展開となったが、元島監督は「メンバーのほとんどがバレー経験者で、顔を知った仲間。チームワークのよさが決め手になった」と語った。また、来年の大会に向けては「連覇を重ねたい」と抱負を述べた。
連覇を果たした下方地区の女子
今年も連覇を飾った下方地区女子。同チームの積まゆみ監督は「連覇できてよかった」と下方女子の大会を振り返った。
予選Bリンクを1位で突破、準決勝もストレート勝ちし、決勝では笠利地区との激しい戦い。1分以上のラリーを幾度も展開し、観客席からも歓声が上がるほど。1セットは敗れたものの、2セット、3セット目で王者の意地を見せ、連覇を果たした。
積監督は「メンバー一人一人が下方地区のために各ポジションで全力を発揮してくれたまた連覇を積み重ねて生きたい」と語った。