朝日中吹奏楽部の演奏は客席の共感を呼んだ(17日、龍郷町りゅうゆう館)
県コンクール演奏曲披露
サックスアンサンブルも
朝日中吹奏楽部(安留愛顧問、部員18人)の定期演奏会が17日、龍郷町りゅうゆう館であった。県吹奏楽コンクールの演奏曲などを披露、シマ唄演奏では、保護者会がステージ下で踊るなど、多彩な演出で客席の共感を呼んだ。
同部は、7月の県吹奏楽コンクール小編成部門で金賞を受賞し3年連続県代表、8月の南九州小編成吹奏楽コンテストでも金賞に輝いた。
ファーストステージでは、演奏曲「繚乱~能『桜川』の物語によるラプソディ~」「フォスター・ラプソディー」を演奏し観客を魅了。セカンドステージの冒頭、「シンクロBOM‐BA‐YE」では、客席の子どもが踊り出すほど楽しい演奏を披露した。
朝日小5年・原美波さん(あやまる会)がゲスト出演しシマ唄を歌うと、ステージ下に踊りの輪ができた。
南九州大会で、きらめき賞(個人賞)を受賞した2年・田代紗雪さんらは、サックスアンサンブルで力強く豊かな音色を奏でた。
3年生4人は、今回で引退する。安留顧問は「(定演は)1年間の集大成。楽しく充実した演奏会になった。来年は部員が増え、違う曲に挑戦できれば」と話した。