乾杯で健闘をたたえ合うランナーたち(23日、与論町砂美地来館)
全国から755人エントリー
「おかえりなさい」で再会喜ぶ
【沖永良部】第31回ヨロンマラソンのウェルカムパーティー(同実行委員会主催)が23日、与論町の砂美地来館であった。ランナーたちは「おかりなさい」と声を掛け合い、再会を喜んだ。
今回、フルマラソン223人とハーフマラソン532人の計755人がエントリーしている。
大会会長の田畑克夫与論町長は「大雨による被災者のことを考えると開催していいのか悩んだが、前を向き大会を開催しようと決定した。ヨロンマラソンは、このウェルカムパーティーから始まる。全員が無事にゴールしてほしい」とあいさつ。
ゲストランナーの谷川真理さんと五郎谷俊さんの2人が登場し、コースの特徴や攻略法をアドバイスした。
ランナーたちは、用意された郷土料理を味わいながら乾杯で健闘をたたえ合った。
ヨロンマラソン特別大使で今回21回目の出場となる田畑直樹さん(53)は「いろいろなマラソン大会に出場しているが、コースの真ん中に牛がいたり、犬がランナーとして走っていたり、非日常の体験ができるのはヨロンマラソンしかない」と笑顔で話した。