橋の上がキャンバス

橋の上でコンクリートに好きな絵を描く児童ら
最後に横断幕の前でドローンで記念撮影した

柳田橋(大美川)就工記念「お絵かきイベント」
龍郷町の大勝小2年生参加

県大島支庁建設部とコーアツ工業㈱の共催で11日、橋梁(きょうりょう)架け替え工事(大美川・柳田橋)の竣工(しゅんこう)を記念して、校区内の大勝小学校(徳永由美子校長、児童139人)の2年生19人を対象に「お絵かきイベント」があった。あいにくの雨模様だったが、児童たちは思い思いの絵を描き、最後にドローンを使って記念撮影をした。

大勝小の近くにある公共土木施設(柳田橋)を通じて、同校に通う児童の思い出づくりが目的。主な内容は▽新しく作った橋の上で、コンクリートをキャンバスに絵を描いたり、手形を残してもらう▽ドローンを使ってみんなで記念撮影を行う▽記念品贈呈―というもの。

支庁建設部建設課河川港湾第2係の小八重修治技術専門員が「今から皆さんに特別な体験、橋の上でお絵かきをしてもらいたい。雨が降ったりしているので、足元に気をつけて楽しいイベントにしてほしい」とあいさつした。

19人の児童たちは2か所に分かれ、ピカチュウやGoGoたつごう、龍など、色とりどりのペンキを使って楽しそうに描いていた。途中から雨が強くなり、描いた絵が流れてしまうハプニングもあったが、児童たちはくじけず楽しそうに描いていた。

最後に「かしこく・やさしく・たくましく・夢大きく 龍郷町立大勝小学校」と書かれた横断幕を背にドローンを使って記念撮影があった。絵を描いた記念品として色鉛筆、横断幕、大勝小6年(4人)が書いた橋名板のミニチュア版を4人に渡すように託された。

川畑陽葉さんが「ありがとうございました。楽しかったです」と、お礼の言葉を述べた。

橋名板を書いた6年生は次の通り。(敬称略)

押村桃汰、猿渡くいな、髙橋広翔、山田佳蓮