国においても厳しい財政状況の中、2024年度補正予算と25年度当初予算合わせて公共事業220億3100万円、非公共事業29億1800万円を確保いただいた。森山裕委員長はじめ自民党奄美振興特別委員会の皆様や公明党奄美ティダ委員会、関係国会議員、国土交通省、関係省庁の皆様方の奄美群島の振興開発に対する理解と尽力のたまものであり、心から感謝したい。
「奄美群島成長戦略ビジョン2033」の実現並びに沖縄との連携・調和ある発展に向けて、引き続き関係国会議員のお力添えをたまわりながら、奄美群島12市町村一丸となって取り組んでいく。
予算の確保ができたことは、昨年度末に改正された奄美群島振興開発特別措置法の支援メニューを活用した群島の振興を目指す地元の動きの加速につながる。
今後も自民党奄美振興特別委員会や公明党奄美ティダ委員会、関係国会議員のお力添えをたまわりながら、県と地元12市町村一体となり、既存施策の推進や新時代を見据えた新たな施策を実施し、群島の振興開発を進めていきたい。
奄美群島振興開発特別措置法に基づく予算は奄美にとって非常に重要と努力してきた。本予算(2025年度当初予算案)だけでなく24年度補正予算を合わせると前年度比104%と増額のプラス予算。今回、沖縄向けの航路・航空路運賃軽減、物資の輸送費支援、連携による周遊観光などが盛り込まれており、活用することで群島民の生活が良くなる。
1次産業の農林水産関係では台風対策やハウスの整備、農機具などの導入支援が進められる。港湾関係や道路関係もプラス予算となっている。
ソフト面(非公共事業)も100%の予算が確保されており、雇用の確保や交流人口の拡大、防災・減災に向けた事業が進められる。これからも島民の皆さんの声を拾い、国政への反映に一生懸命取り組んでいきたい。