東京下方会が総会・懇親会

森田美咲さんのシマ唄で盛り上がる会場

家族的な雰囲気漂う東京下方会の記念写真

にぎやかに開催

【東京】東京下方会(惠原睦男会長、西祐介幹事長)はこのほど、第36回総会・懇親会を豊島区の居酒屋・清龍池袋南店で開催した。会には家族連れなど幅広い年齢層が多く参加。島口を笑顔で交わしながら、久しぶりの交流を堪能していた。

西幹事長が司会進行、中濱幸夫副幹事長の開会宣言、全員での郷土遥拝に続いて第1部の総会がスタートした。惠原会長は「下方地区の生徒数が減少している。特に知根小が総数で8人になり心配だが、皆さんの若い力と知恵も借りて東京からサポートしたい」と会員に語った。西幹事長の議事で会務報告(濱田裕介会計長、葛和信会計監査)などが順調に終了。

来賓を代表して、東京名瀬会の中濱寛会長(東京下方会相談役)が「久しぶりの会を大いに楽しみましょう」とあいさつした。また、奄美市東京事務所の重信竜昇所長も奄美市の状況を説明した上で、ふるさと納税を紹介した。

第2部は濱田さんの司会で懇親会。惠原義之相談役による乾杯の音頭で余興に入り、歓談の後、唄者の森田美咲さんが拍手の中で登場し、「朝花節」などシマ唄を熱唱して会場を一気に奄美の雰囲気とした。続いて、恒例のビンゴゲームがあり、幼児から年配者まで全員が参加し、発表される番号に一喜一憂していた。

惠原会長の言葉通り、若い世代の参加者が目立つ同会はあちこちでエネルギッシュな笑顔が交わされ、子育ての悩みなどを発散している様子も見られた。友人から誘われ初参加した埼玉県所沢市の西村(旧姓・久保)まゆみさん(56)は「すごく楽しい。仲間意識をとても感じますね」と笑顔だった。その後、六調で盛り上がった。興奮冷めやらぬ中、奥田敏也幹事の閉会のあいさつ、岩切和臣副会長の閉会宣言があり、次回の開催を約束しながら閉会した。