奄美大島JCの第64代理事長に就任する福島幸樹氏(19日、奄美観光ホテル)
新理事長に福島氏
14年ぶり、ブロック大会に意欲
公益社団法人奄美大島青年会議所(JC、沖道成理事長、総会員数30)の2025年度通常総会が19日、奄美市名瀬の奄美観光ホテルであった。第64代理事長に就任が決まった福島幸樹氏(32)(GFIホールディングス㈱)が「強い奄美大島JCを復活させる礎となる」と力強く宣言した。
同執行部や各地区委員会メンバー、来賓など61人が出席。JC宣言文の朗読、綱領・スローガンの唱和など、1962年の創立から脈々と受け継がれてきた格式にのっとり式は進んだ。
24年度事業報告があり、第63代の沖理事長から理事長章・プレジデンタルリースを伝達された福島新理事長は、「公私を両立させる組織改革を実現させ、減少傾向にある会員の強化に努める。JCの強みは仲間とともに地域を強くすること。一人一人が成長し、強い組織とする」と改革の志を表明した。
25年度は、6月に「ブロック大会IN奄美大島」(27~28日)を14年ぶりに開催、「ブロック野球大会」(29日)も予定している。同JCは、これを好機ととらえ、地域益の最大化を図る考えも明らかにした。
新執行部は、副理事長に伊東真之介(㈱伊東組)、福沢太陽(西川運輸㈱)、専務理事に菊凛太郎(与論民俗村)の各氏が就任する。