すっとごれリーグ 納会にぎやかに

今後の飛躍を誓い、恒例の全体記念写真に納まる参加者たち

牧岡奈美さんを囲んでリーグ戦を制したDIKチーム

今後の飛躍誓う

 【東京】東京奄美青年野球連盟(すっとごれリーグ)はこのほど、第32回の納会を豊島区の居酒屋・清龍池袋南店で多くの関係者を集め、にぎやかに開いた。リーグを制したDIK(喜界島)が晴れやかに表彰され、他のチームや選手も次の戦いに飛躍を誓っていた。

 郷土遥拝に続いて中濱寛リーグ会長が笑顔で登場。「野球を通じて若い世代が交流するリーグを、これまで通り見守ってほしい」と出席者に呼び掛け、「来年度は、奄美群島出身者によるソフトボール大会を復活させたい」との思いを語った。来賓として奄美市東京事務所の重信竜昇所長があいさつ。「野球を通じ世代を超えた交流をうれしく思っている。ぜひ奄美の地元チームとの対戦を」と語った。

 続いて、小勝竹雄リーグ顧問の乾杯発声を合図に歓談となった。その後、リーグ戦チーム成績表彰式に。優勝したのは5戦全勝のDIK(ドリームアイランド喜界)。2位は4勝1敗の立神ポンカンズ、3位はフリムンズと発表された。以下、キョラネッセ、ハブセンター、シンケンズとなった。

 最優秀選手に輝いたDIKの久保淳平さんは晴れやかな表情で記念品を受け取った。優秀選手賞の立神ポンカンズ・元野天心さんは、悔しさをにじませながら表彰されていた。個人成績発表などのたび、参加者らはゲームを振り返りながら、次の戦いに飛躍を誓っていた。

 余興では大きな拍手の中、唄者・牧岡奈美さんが登場。各チームの健闘と選手たちの活躍を祈るようにシマ唄を熱唱した。100円ゲームなどで盛り上がった会場は六調で最高潮に。戸田康幸理事長の閉会のあいさつ、選手代表の元野さんの手締めの後、恒例の集合写真でお開きとなった。