DeNA選手野球教室

小中学生にアドバイスするベイスターズの西巻賢二選手(写真左)ら(8日、奄美市の名瀬運動公園屋内練習場)

小中学生に捕球姿勢の手本を見せるベイスターズの田内真翔選手
捕球方法のアドバイスをするベイスターズの益子京右選手(右)

守備と打撃練習に汗
小中学生134人参加、憧れのプロから手てほどき

奄美市で春季キャンプを行っている横浜DeNAベイスターズは8日、奄美市名瀬の運動公園屋内練習場と名瀬総合体育館で野球教室を開催した。奄美大島内の小・中学生134人が参加。憧れのプロ野球選手たちから手ほどきを受け、約1時間、守備と打撃練習に汗を流した。

屋内練習場に奄美大島内の中学生7チームの51人、名瀬総合体育館には小学生9チーム、83人がそれぞれ参加し、選手は春季キャンプ中の全選手が参加。屋内練習場には入江大生選手ら17人が講師を担当。前半は守備面の練習としてキャッチボールや捕球姿勢、後半は打撃面での練習を行い、選手たちは小中学生たちの質問に丁寧に答えた。練習の最後には参加した各チームのバッテリーとベイスターズの選手による1打席の真剣勝負もあり、会場を盛り上げた。

大江選手は総評で「この楽しさを忘れず、野球を続けて、いつの日か皆さんと一緒に野球ができる日を心待ちにしている」とエールと各チームに記念品(ボール)を贈った。

参加者を代表してお礼の言葉を述べた朝日中野球部の登山弦(げん)主将(14)=2年=は「教室では試合への臨み方や分からない点をアドバイスしてもらい、モヤモヤが取れ、非常にいい経験ができた。個人では県選抜、チームでは県大会優勝を目指し、実現に向けて取り組んでいきたい」などと語った。