モズクのおやきにチャレンジして上手にできた
料理完成後、みんなで試食会
郷土料理教室 親子28人が参加
奄高、家政科
奄美市名瀬の奄美高校(脇浩一校長)家政科で11日、「あまかせ(奄美高校家政科)の親子郷土料理教室」が開かれた。油ぞうめんやふくらかんを調理。参加した親子28人は自分たちで作った料理を試食して郷土の食を楽しんだ。
家政科2年の生徒が、郷土料理の学習で知識や技術を継承し、地域の子どもや保護者に地域の食材や郷土料理のすばらしさを伝承するのが目的。奄美・名瀬・伊津部・小宿・朝日・芦花部各小学校の児童たちと保護者が参加した。
献立は、モズクのおやき、サツマイモの餅天、油ぞうめん、ふくらかんなど4品。参加者たちは1~8班(2家族ずつ)に分かれ料理を開始。最初は緊張している様子だったが、家政科生徒たちの丁寧な指導で、小学生たちは緊張も解け、調理を楽しんでいた。
8班で調理をしていた西野信弥さん(42)は「今日が楽しみだった。家政科の生徒が教えるのが上手だったので食べるのが楽しみ」、娘のこはるさん(奄美小1年)は「楽しかった。好き嫌いがないので早く食べたい」と話した。
指導にあたった牧畑海蘭(みらん)さんは「小さい子に教えられるか不安だったが、楽しくできた。将来は調理系に進学したいと思っている」と語った。