東武百貨店池袋本店に「奄美の味と技」やって来る!

45回目の「大鹿児島展」の広告画像(提供=東武百貨店池袋本店)


「島職人工房奄美」の純生黒糖わらび餅(提供=東武百貨店池袋本店)

「大鹿児島展」27日から開催

 【東京】豊島区の東武百貨店池袋本店8階の催事場で「第45回大鹿児島展」が開催される。奄美群島からは黒糖を使ったスイーツや黒糖焼酎などのほか、本場大島紬などが出品され、来場者を待っている。奄美群島の魅力を堪能できるイベントは、27日~3月4日まで。

 同百貨店恒例の「大鹿児島展」は、鹿児島県と(公社)鹿児島県特産品協会が主催するもの。「南の宝箱・鹿児島」と題し第45回を迎える。コンテストで最優秀賞を受賞した極上和牛を使った、ダブルチーズバーガーローストなどが実演販売される予定だ。

 そんな鹿児島が誇る約80点の物産品に交じって、奄美群島からは本場大島紬、黒糖焼酎のほか、きび酢、黒糖製品などの食品や真珠などの工芸品も出店される。

 工芸品コーナーに本場大島紬の「重田絹織物」(奄美市)が、大島紬のワンピースやコートなどを出品する。「ほか小物やブローチなど各種そろえました。軽さや手触りの良さを試着などで実感してほしいですね」と重田ケイ子さん(72)が大島紬の魅力を語る。黒糖焼酎のコーナーには、奄美からは、おなじみの銘柄が並べられる。徳之島や沖永良部島などの各蔵元も工夫を凝らした飲み方を提案する予定だ。また、真珠を使った宝飾品なども初出品され、シルクを基にした化粧品も注目されそうだ。

 スイーツコーナーでは黒糖を使った「島職人工房奄美」(奄美市)が、純生黒糖わらび餅を実演販売する。代表取締役の常田博己さん(51)は「コクのあるまろやかな甘さとトロピカルな香ばしさ。口の中でとろけていく食感が絶妙で何個でも楽しめますよ」と説明。食と伝統芸能で奄美群島を堪能できる。問い合わせ先はナビダイヤル0570・086・102。