春のエラブ路駆け抜ける

笠石海浜公園をスタートするランナーたち(9日、和泊町)

島内外から1302人参加
パリ五輪金メダリストが大会盛り上げ

 【沖永良部】第41回花の島沖えらぶジョギング大会(同実行委員会主催)が10日、和泊町笠石海浜公園を発着点に行われた。島内外から1302人が参加。昨夏のパリ五輪レスリング金メダリストの日下尚選手(24)と清岡幸大郎選手(23)の2人がゲストランナーとして出場し、大会を盛り上げた。

 開会式で前登志朗町長は「島の自然を満喫しながら楽しく走ってほしい」と激励。沖縄県宮古島のPR大使を務める「リアルまもる君」が選手宣誓した。

 ハーフマラソンには191人、6人1組でたすきをつなぐハーフリレーは5チーム30人、5㌔コースは220人、3㌔コースは861人が参加。午前9時、ハーフマラソンとハーフリレーの選手を皮切りに、5㌔コース、3㌔コースの順にスタートした。

 日下選手と清岡選手は3㌔コースに挑み、地元の子どもたちに「一緒に頑張るぞ!」と声を掛けながらゴールを目指した。

 ハーフマラソン男子は、吉隆之輔さん(和泊町)が1時間14分10秒で優勝。同女子は、1時間37分0秒で白峯袴羽さん(和泊町)が昨年に続き1位に輝いた。

 吉さんは「スタートから思い切り走ろうと思っていた。とても楽しかった。来年もぜひ参加したい」と話した。

 レース終了後はステージアトラクションがあり、リアルまもる君との3輪車対決やアカペラグループ「ハモらんば」によるライブなどでランナーを楽しませた。

 大会結果は次の通り。(敬称略)

 【3㌔コース】①上原優二郎②福田晴琉③東愛大
 【5㌔コース】▽男子①髙橋海斗②政匠栄③實村悠希▽女子①文元りこ②蔀絵里香③椛山美海
 【ハーフマラソン】▽男子①吉隆之輔②蔵満周平③石峯穂垂▽女子①白峯袴羽②西綾海③花輪咲希
 【ハーフリレー】①チームともだち②和泊・城ケ丘中野球部③和中女子陸上部+α