壇上でにこやかに握手を交わす赤崎広和さん(右)と重信竜昇所長
出席者全員で新旧所長を歓迎しての記念写真
【東京】「ありがとう重信さん」「ようこそ赤崎さん」――。東京奄美市連合会(事務局・東京住用会=遠野健一会長、原良一幹事長)は3月27日、品川区の総合区民会館きゅりあん大会議室で「奄美市東京事務所長歓送迎会」を開催した。約80人が出席し、新旧の奄美市東京事務所長と笑顔でにぎやかに会話を重ねていた。
奄美市東京事務所の重信竜昇所長さん(60)が退任、赤崎広和さん(58)が新任する立場で出席した同会は、原幹事長の司会で始まった。
郷土遥拝に続いて遠野会長があいさつ。東京奄美会の小勝竹雄参与が重信所長の活躍に触れながら、「体を休めながら健康第一にお勤めを」とエールを送った上で、赤崎さんへ歓迎を述べた。東京奄美会の森眞一顧問があいさつし、大江修造顧問が乾杯を発声。ほか東京奄美会・宮地正治会長もねぎらいと歓迎を表した。
東京住用会・脇田真由美幹事が連合会からの餞別を贈呈。重信所長は照れながら壇上へ。「盛大な会に涙が出るほどうれしい。日本復帰50周年、70周年の節目に勤務できたことは感慨深い出来事でした。他に類のない郷友会を、若者を参加させてさらに充実してほしい」と7年間を振り返った。重信所長は、奄美市名瀬朝戸の公益財団法人奄美市農業研究センターに勤務する。一方、農林振興課、紬観光課などを経て新任の赤崎さんは「初の都民になります。今まで以上に特産品のPRなどを懸命にしていきます」と笑顔でアピールしていた。
会場では、2人をつかまえては何度も乾杯が繰り返されていた。その後、東京名瀬会・梅田なるみ女性部長による連合会でおなじみフラダンスの余興に参加していた。和やかでにぎやかな会は東京笠利会・築島秀宏会長の閉会の言葉、東京名瀬会・中濱寛会長の万歳三唱でお開きとなった。