関東鹿児島県人連合会

オープニングに登場した伊是名の会


城南海さん(奥右から2人目)も参加して、おはら節総踊り・六調へ

にぎやかに開催 故郷への思い新た
奄美関係者も出席

 【東京】関東鹿児島県人会連合会(坂元隆也会長、丸山光則幹事長)は3月30日、渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで「鹿児島県人会連合会第51回大会」をにぎやかに開催、約660人が集った。会場には奄美出身者らも約50人参加、郷土鹿児島を懐かしみ、古里への思いを新たにしていた。

 オープニングは伊是名の会の踊りで第1部の記念式典へ。黙とうのあと、連合会の歌「それが故郷」を全員で合唱した。坂元会長は出席者に感謝を述べた上で「これからの半世紀先の未来に向けての連合会の在り方を考えたい」とあいさつ。来賓紹介に続き塩田康一知事が登壇。「今後とも『南の宝箱・鹿児島』の魅力を発信していきたい」と県政を振り返りつつ語った。また、森山裕衆院議員(自民党幹事長)も祝いの言葉を寄せた。高岡秀規徳之島町長は、市町村長会会長として登壇。「これからも手と手を取り合い、新しい50年に向けて県人会を盛り上げてまいりましょう」と呼び掛けた。ほか、公益財団法人三州倶楽部・吉國浩二会長らが祝辞を述べた。

 物産コーナー紹介、古里応援フェアブース見学タイムなどで第1部は終了。第2部の懇親会へ。乾杯に続いてステージは「古里交流演芸」として華やかに。奄美出身の城南海さんは大きな拍手に迎えられさっそうと登場。島のブルースやオリジナル「アカツキ」を熱唱し、魅了した。伊是名の会も独自の創作舞踊を披露、再び会場を盛り上げた。さらに、各地のPR合戦が行われ抽選会のたびに歓声が上がっていた。

 この日は、在京の奄美出身者や奄美ファンら約50人が参加。おはら節総踊り、六調に酔いしれるよう交流を満喫していた。その後、原口悟郎・同会名誉会長の万歳三唱などで閉会となった。