はつらつとプレーする選手たち(20日、和泊町)
雨に負けずはつらつプレー
64チーム320人参加
和泊町
【沖永良部】第9回えらぶゆりの島グラウンドゴルフ大会(和泊町商工会主催)が20日、同町の笠石海浜公園であった。島内外から64チーム320人が参加。選手らは雨にも負けず、笑顔でナイスショットを繰り出した。
今回は、熊本県や沖縄県など島外から34チーム、島内30チームが出場。開会式で山田明大会会長は「雨に負けずに頑張ってほしい。記憶に残る大会にしよう」とあいさつ。同町の前登志朗町長は「プレーを楽しみながらお互いの絆を深めてほしい」と激励した。
大会は、海を見渡せる全8コースの2ラウンド制で行われた。
時折強い雨が降る中、選手らは元気にプレー。ホールインワンが出ると、敵も味方も関係なく「ナイスショット!」「すごいね」と声を掛け合っていた。
初めて参加した鹿児島指宿・集いチームの近道睦子さん(86)は「成績は良くなかったが、たくさん打ったおかげで多くの人と交流できたし、島の人の良さに感動した」。3回目の出場となる熊本友愛会チームの西村武美さん(80)は「毎回おもてなしがすごい。グラウンドゴルフの良さは人とのつながりが深まること。これからもお互いの関係を続けていきたい。次回も出場する」と話した。
実行委員会の盛勝彦委員長(78)は「全国各地から多くの選手が来てくれて感謝しかない。次回は10回目の記念大会になるので、さらに盛り上げていきたい」と語った。