観客の前で歌う大山百合香さん(27日、和泊町)
音楽で島を盛り上げよう!
第5回音じゃぶらフェス
【沖永良部】第5回音(うとぅ)じゃぶらフェス(同実行委員会主催)が27日、和泊町の笠石海浜公園であった。島内で活動するダンスグループやバンドに加え、デビューから20周年となる和泊町出身の歌手、大山百合香さんらが出演し、多くの島民でにぎわった。
今回、大山さんのデビュー20周年を記念して初の野外開催。玉城流玉扇会と琉球國祭り太鼓による「御前風」を皮切りに、伝統芸能「ヤッコ踊り」や琉球舞踊、ダンスなどが披露された。
後半は、徳之島出身の3人組バント「Matsubara spicy goats」や沖縄県出身のミュージシャン・大城ケンタローさん、知名町出身で唄者の前田博美さんも登場した。
ラストを飾った大山さんは「光あるもの」「夏のしずく」などを熱唱。島外から訪れたファンや音楽活動を支えてきた島民へ「これからもみんなの心に届く歌を歌い続けていく」と語った。
実行委員会の窪田貴史副委員長は「島の先輩である大山さんや前田さんと一緒にこれからも音楽で島を盛り上げていきたい。そして島内外で挑戦している島民を応援し続ける沖永良部島を作りたい」と話した。