瀬戸内町きゅら島交流館 カーネーション手作り

ボランティアの人たちに教えてもらいながら、「母の日」に渡すカーネーションの造花を作る子どもたち

11日は「母の日」
子どもたち感謝メッセージも

11日は「母の日」。前日の10日、瀬戸内町古仁屋のきゅら島交流館(屋田卓也館長)は町内の幼稚園年長組以上の子どもたちを対象に「母の日カーネーションづくり」を同館で開いた。参加した子どもたちは地域女性団体連絡協議会ボランティアたちの指導を受けながら、気持ちを込めて手作りカーネーションの造花を1人2本ずつ作製。メッセージカードにお母さんへの感謝の気持ちを書いた。

21回目となるイベントは「母の日」にちなみ、子どもたちが日頃お世話になっている母親への感謝の気持ちを表せるように毎年実施している。この日は28人が参加した。

屋田館長は「大切なお母さんに感謝を込めてカーネーションを渡してください」と話し、「家族のために頑張っているお母さんのお手伝いを一つでもいいのでしてください」と子どもたちに呼び掛けた。

造花は工作用の紙を花びらに見立てたものを針金に貼り付けた後に緑のテープを巻いて完成。最初は戸惑っていた子どもたちだったが、ボランティアの人たちに教えてもらいながら、真っ赤なカーネーションの花が出来上がった。

メッセージカードにお母さんの顔のイラストを描いていた水原さあやさん(10)は「今日はママの誕生日。いつもは怖いママだけど、上手にできたカーネーションとメッセージカードを『ありがとう』と言って渡します」と笑顔で話した。