ナカドウチェスからの中学生と交流

ナカドウチェス市の中学生に三味線を教えた知根小の児童


ナカドウチェス市の中学生たちと知根小学校の児童全員で記念撮影をした

奄美市知根小児童 三味線弾き折り紙も

 米国テキサス州ナカドウチェス市の中学生13人は11~16日の日程で奄美大島に滞在している。ホームステイをしながら小学生~中学生と交流を深めている。14日午前中は奄美市名瀬根瀬部の知根小学校で三味線を弾いたり、折り紙を作ったりしてコミュニケーションを図った。

 1995年4月、旧名瀬市とナカドウチェス市は、両市民が教育・文化・経済など幅広い分野の交流を図ることを目的に姉妹都市盟約を締結。97年から、両市から中学生を派遣してきた。

 この日、中学生は知根小を訪れ、3・5年生と三味線の授業で「いきゅんにゃ加那節」などを弾き、1・2年生とは折り紙で手裏剣(しゅりけん)を作り交流した。

 三味線の「ドレミ」の音源を教えていた西穂乃香さん(8)は「最初はドキドキしたが、ジェスチャーで何とか三味線を教えることができた」、メレディスさん(14)は「奄美大島はきれいな島。食べ物もおいしい」、引率のヘザー教頭は「奄美の人々が優しくて感動している」と、それぞれ笑顔で話した。

 15日午前中は住用町の東城小中、午後はマングローブパークでカヌー体験を予定している。