会場に花を添えた女性部の踊り
総踊り「六調」で盛り上がった会場
【東京】東京住用会(達野健一会長、原良一幹事長)は11日、「第97回東京住用会総会・懇親会」を品川区の総合区民会館「きゅりあん」大会議室で開催。来賓、合わせ約80人で盛り上がった。参加者らは、穏やかな雰囲気の中で笑顔と島口が飛び交う会を堪能した。
宮田美千枝さんの司会で全員での郷土遥拝、住用町民歌斉唱。野沢有得顧問の開会の言葉で第1部・総会がスタート。達野会長は「会の存在をもっと周知して、新しい会員を増やしていきたい。そのために協力を」と参加者に感謝しながら語り掛けた。会務報告、会計報告などが順調に終了。原幹事長は「100回を目指して一緒に奮闘しましょう」と力強く宣言した。
来賓紹介に続いて、東京奄美会・宮地正治会長が登壇。「97回も支え合ってきた歴史をもう一度考え直し、東京奄美会と共に頑張っていこう」と笑顔であいさつした。奄美市住用総合支所・藤江俊生事務所長は、安田壮平奄美市長のメッセージを代読した。また「東京事務所では大変お世話になった」と奄美市東京事務所長時代を振り返っていた。ほか、関西住用会・與島眞会長代行が気合のエールを込めたあいさつで盛り上げた。下斗米久子副会長のユーモアを交えた閉会の言葉で総会は終了。
第2部は櫻井富喜子さん、原幹事長の司会で懇親会へ。榮富秀顧問の乾杯の音頭に続き、東京山ゆり会の郡富士義さん、村田キヨミさんの祝い唄で演芸がスタート。屋宮弘孝さんが熱唱すれば、住用会女性部の踊りなどが舞台を飾り、盛んな拍手が送られていた。福永利信さんの巧みな司会でのじゃんけんゲームでは賞品獲得を目指し、いっそう盛り上がった。東京奄美会女性部は18日の「渋谷・鹿児島おはら祭」を前に踊りを披露、その後、橘みどりさんの歌から総踊りへ。
参加者たちは、古里を思い出すよう、島口を交わしながら懇親を満喫。大盛況の中、染川秀光顧問の万歳三唱で閉幕した。