クルーズ船、沖永良部島に寄港

乗客の前でエイサーを披露する沖永良部高校エイサー部(25日、和泊町伊延港)


船内で開かれた歓迎セレモニーの参加者ら(25日、和泊町伊延港)

島民が歌や踊りで歓迎

 【沖永良部】ドイツの客船会社が運航するクルーズ船「ハンセアティック・インスピレーション」が25日、和泊町の伊延港に寄港し、島民が唄や踊りで乗客を歓迎した。

 船は総トン数1万5650㌧で、全長138㍍、幅22㍍。乗員乗客約400人。台湾から北海道へ向かう19日間の行程で、日本への寄港は初めて。

 船内で開かれた歓迎セレモニーには、和泊、知名両町の行政職員や地元の子どもたちも参加。おきのえらぶ島観光協会の德田英輔会長は「沖永良部島は小さな島だが、自然が豊かで島民全員がフレンドリー。次の来島を心待ちにしている。私たちはいつでも歓迎する」とあいさつ。

 和泊町の川畑裕一副町長から来島記念の盾、知名町の赤地邦男副町長から沖永良部島の黒糖焼酎を受け取ったウルフ・ウォルター船長は「歓迎してくれてとてもうれしい。この島は平和で笑顔があふれている。また戻ってくるのが楽しみ」と喜んだ。

 この日は、乗客200人ほどが港周辺を歩いて散策したり、周遊バスで観光スポットを見て回ったりした。

 港では、沖永良部高校エイサー部による演舞のほか、島内で活躍する女性ボーカルグループが民謡を披露し、乗客を楽しませた。

 正午頃、船は次の寄港地の屋久島に向けて出発した。