田んぼの除草も

田んぼの中に入り、ウキクサを除草する学生たち(27日、奄美市名瀬小湊)

看護福祉専門学校
学生140人が地域奉仕作業

 奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文学校長)の学生たちは27日、同校がある同市名瀬小湊地区で奉仕作業をした。学生たちは海岸、田んぼ、花壇の手入れなどに分かれてそれぞれ地域美化に貢献した。

 奉仕作業は同学園を運営する日章学園(宮崎県)の初代理事長の忌日祭に併せて実施。この日は同校のこども・かいご福祉学科と看護学科の学生140人が学校のある小湊地区で奉仕作業。学生たちは海岸清掃、花壇の除草を含めた通学路の手入れ、田んぼの除草の三つに分かれて作業をした。

 田んぼでの作業には看護学科1年生11人と3年生7人の計18人が参加。学生たちは稲の成長を阻害する「ウキクサ」の除草を担当した。作業した田んぼは0・5㌶の広さで、子ども会と町内会が共有し、稲作活動に使用している。

 学生たちは田んぼの中に入り、泥の感触に慣れないながらも1時間半かけて丁寧に除草した。

 作業した看護学科1年の城後海馬(かいま)さん(18)は「田んぼに入ったのも初めてで慣れるのに大変だったが、地域のために役立てたと思う。農業の大切さも理解できた」と語り、武島海星(かいせい)さん(19)は「田んぼの泥の感覚に慣れるまで時間がかかったが、作業をやってよかった。これからも地域のために役立つことをしたい」とそれぞれ語った。

 田んぼを管理している栄嘉弘町内会長(72)は「農業用水のパイプライン破損の影響もあり、除草するのにも一苦労だったが、学生たちのおかげできれいになった。学生たちと一緒にこれからも地域を盛り上げたい」などと語った。

 学生たちが作業した田んぼは7月頃に収穫される予定。