大和村、特産品スモモを塩田知事に贈呈

伊集院村長(右)から塩田知事(左)へ今年のスモモを贈呈

「夏が来た」と実感

 【鹿児島】大和村の伊集院幼村長らは2日、県庁で塩田康一知事を訪問し、同村で生産された今年のスモモを贈呈した。

 スモモは同村の特産品。例年50~60㌧の収穫があるが、昨年は約30㌧に減少。原因は不明だが、1月の天候不順などの影響で今年は更に減少し、約20㌧の見込み。「量は少ないが、農家の皆さんが丹精込めて作られたものなので、付加価値をつけて売り出していきたい」(伊集院村長)。試食した塩田知事は「『夏が来た』という感じがする。味は例年と変わらない甘みと酸味があるので、県としても、多くの人に食べてもらいたい」と感想を話していた。

 塩田知事は4月にオープンしたアマミノクロウサギミュージアム「くるぐる」についても興味を示し、伊集院村長は「大型連休中は1日約800人、それ以外でも土日は2、300人の来場客でにぎわっている」と報告した。

 大和村では3年前に奄美市と大和村を結ぶ宮古崎トンネルが開通。昨年は奄美大島唯一の温泉施設もオープンし、「村に人を呼び込む起爆剤ができた。『くるぐる』では夜行性のクロウサギを昼間見られるということで注目を集めている」(伊集院村長)。スモモや関連する加工商品はこれらの施設でも販売されている。8日は「スモモフェスタ」も予定されており「収穫体験などもあるので、多くの人にスモモの良さを分かっていただき、身近に感じてほしい」とアピールしていた。