奄美市長選

2期目へ向け出馬を表明した安田壮平市長(13日、奄美市議会)

安田氏、2期目出馬表明
「“しあわせの島”実現へ」

 奄美市の安田壮平市長(46)は13日、市議会6月定例会で11月30日に任期満了となる市長選挙に、2期目を目指し立候補することを表明した。開会中の市議会6月定例会で弓削洋平議員の質問に対し、「熟慮を重ねた結果、引き続き市政発展に尽力したいという思いに至り、気力、体力とも充実しており、次期奄美市長選に挑戦する決意を固めた」と答えた。市長選挙への出馬表明は安田氏が初。

 安田氏は1期目を振り返り、「新型コロナウイルス感染症対策から始まり、経済対策の両立に取り組んできた。地域創生戦略の策定や物価高騰対策などにも取り組んできた」とし、「自然・人・文化が紡ぐ“しあわせの島”を実現するために、これまでの計画を実行していくことが私に課せられた使命である」と2期目に向けた決意を述べた。

 安田氏は同市名瀬出身。2002年東京大学法学部卒業。11年から3期約9年半にわたり市議会議員を務め、21年の市長選で初当選した。